イタリア個人旅行に不安のある方へ

ツアーは慌ただしいというのはわかる。でも、個人で海外旅行するのは色々と不安で・・・という方、多いと思います。

今でこそこうして世界遺産都市・フィレンツェに暮らしているcoccolobluですが、かつては海外個人旅行どころか、「言葉のできない私に海外は絶対に無理」とパスポートすら作っていませんでした。

そう、coccolobluは英語がまるっきしダメなのです。 

それがある時人生の転機を迎え、えいやっとパスポートを作り、たった一人でイタリアに飛んできました。

哀しい出来事が続いて悩み、落ち込んでいた時の、軽い気分転換のつもりの10日間の個人旅行。

でも、私の人生を変えるにはそれで十分だったのです。

coccolobluとイタリアとの出会いは・・・

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2007年6月10日、ローマ。

出来る限り安くするためにツアーを使わず、一人でイタリアに入国したcoccoloblu。

それまで特にイタリアが好きなわけでもなかったのに、この旅行の間に、すっかりイタリアに恋してしまったのです。

もちろん、安全のために注意したことも沢山あったし、女の一人旅ですから必要以上に警戒もしていました。

でもそれ以上に、大手ツアーでは絶対に出会うことのない出会いや、自分の足で異国を歩く楽しさや、ちょっとした冒険や、幸せに満ちあふれた10日間でした。

個人旅行をする上での第一の壁は、「言語」だと思います。 

確かに、言葉が話せたら便利なことに間違いはないでしょう。

でも言葉なんて、意思疎通をするために使われている一つの手段にすぎません。

ヨーロッパの国を旅するために慌てて英語を勉強している人をたまに見ますが、英語ベラベラのアメリカ人だって、イタリアにいる時は「違う言葉を話す外国人」です。

英語が堪能でも、イタリア語が堪能でも、つまらなそうな人はいつでもつまらなそう。

大丈夫、イタリアの人たちは（いや、たぶん私たち日本人も含む世界中の人々が)、言葉よりも大切で簡単な気持ちの伝え方を知っています。

だから「言語」はそんなに、旅の支障にはなりません。