ついこの間ノッテ・ビアンカが終了して、寝不足の朝を迎えたばかりのフィレンツェ。
(ノッテ・ビアンカについての記事はまた後日、阪急交通社のサイトにてアップされる予定です。良かったら見てください。)
本日、5月8日はノッテ・ブルー。
先日ほどの盛り上がりではないけれど、またしても朝まで続くお祭り騒ぎです。
聞いた話によると、ノッテ・ビアンカというお祭りはイタリアのもの。
そしてノッテ・ブルーは、ヨーロッパ全土のものなんだそう。
今夜はヨーロッパ全土が寝不足なのかしら??
coccolobluは午後からチェントロ散策に出かけ、リプブリカ広場にて偶然友人一家に遭遇。
その場のノリでリンゴ囓り競争に参加して参りました(笑)
二人一組になって、一人がリンゴを手を使わずに固定し、もう一人が三回齧り付くスピードを競うという・・・何とも体育大会のパン食い競争を彷彿とさせるイベント。
もちろん、coccolobluが参加するからには余裕のトップ10入りは果たしましたが、スコアがパソコン上から消え失せるというアクシデントが!!
せっかく頑張ったのに~(涙)
それにしても、相変わらずこういう遊びにだけは、妙に強いcoccolobluです(苦笑)
この強さをもっと他の有意義なことに使えたらいいのに!!
友人一家と別れた後はぷらぷら買い物をして、サンタ・クローチェ広場で一休み。
そうそう、Mille Migliaという車のイベントもあって、大歓声を浴びながらこんな車が広場を通り抜けていったりも。
疲れたのでこのまま帰ろうと思ったんですが、帰り道にサント・スピリト広場を通ると特設DJブースが作られていたのでちょっと寄り道。
80年代のダンスミュージックで軽く踊った後は、帰るのも面倒になってそのまま夕飯も食べてきちゃいました。
一番上の写真は、夕飯を食べたレストランからサント・スピリト教会を撮ったものです。
このところ雨続きでしたが、今日の午後は久しぶりに太陽が顔を出しました。
こんな夕暮れを見たのも久しぶり。
ノッテ・ビアンカにしてもノッテ・ブルーにしても、以前はなかったイベントです。
このところフィレンツェでは、街を活気づけようという様々な試みが行われいるようです。
世界遺産都市、フィレンツェ。
中世の芸術に溢れ、一年中常に観光客で満杯の街。
古くて美しい物には事欠かない街。
でももっと、現代に生きる市民のエネルギーが、新しい物を生みだそうとする若い力が、そして人生をより楽しもうとする人間としての活力が、必要なんじゃないか。
都市の中からそんな声が持ち上がってきたこと、そして何らかの形で実行していこうとする力があることを、ひとまず歓迎したいです。
ノッテ・ビアンカもノッテ・ブルーも、まだまだ発展途上のイベントのような気がします。
今年より来年、来年より再来年、この試みが長く強く、そして楽しく続いていくことを願っています。
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