雲一つない青空に、突き刺さるドゥオモの鐘楼。
ビロードレファミリーとの待ち合わせより30分早くアレッツォ駅に着いたcoccoloblu。
大急ぎで街の写真を撮ってきました。
とは言っても本当に駆け足だったので、今回はちょっとしたお試しだけ。
また近々リサーチを兼ねてアレッツォに行くことになりそうです。
アレッツォについてはこのウェブサイトにも以前少し書いたことがありますが、ロベルト・ベニーニの名作「ライフ イズ ビューティフル」の舞台になった雰囲気の良い街です。
ローマとフィレンツェを繋ぐ主要線路上にあり、交通の便はとっても便利。
フィレンツェからだと30分おきくらいに電車があって、一時間くらいで着いてしまいます。
古い街並みと伝統的な文化、そして新しいアートセンスが見事に調和している、ごく稀な街でもあります。
オススメスポットは山ほどありますが、ここはその中の一つ、piazza grande(グランデ広場)です。
たぶん・・・映画の中でグイドが奥さんと息子を乗せて自転車で走った、あそこです。
知らなかったんですが、この広場、設計はジョルジョ・ヴァザーリなんだとか。
フィレンツェのウフィツィ宮殿、ヴァザーリの回廊、ドゥオモの天井画などを作ったことで有名なヴァザーリ。
フィレンツェとは切っても切れない芸術家です。
余談ですが、ヴァザーリは彼自身の作品だけでなく、133人もの芸術家の作品と生涯を評価して記録に残した「芸術家列伝」を書き残したことでも有名です。
私たちが今日、ミケランジェロなど有名な芸術家について多くのことを知っているのは、彼の功績が大きいわけです。
そんなヴァザーリ、実はアレッツォ出身だったんですね。
知らなんだー。
ここでは月に一度、中部イタリア最大級の骨董市場が開かれることでも有名です。
市場は本当に楽しい!
掘り出し物がわんさかあります。
いつか骨董市の様子もブログにアップできるといいなぁ。
この広場のいいところは、建物の下に回廊が造られていて、真夏でも日陰にいれば涼しいということです。
ちょうど風が吹き渡る設計になっているのか、この回廊の下はいつでも気持ちがいい!!
観光に疲れた体を休めるのにぴったりの場所です。
そんな気持ちのいい場所には必ずあるのが、レストランとBar。
店内席もありますが、やっぱり広場を見渡すことができる外席(回廊下)席でランチがいいなー。
一年前の話ですが、coccolobluも一度、ここのレストランの一つで食事をしたことがあります。
確かズッキーニのリゾットを食べましたが、このロケーションにも関わらず値段も普通で、味も良く、満足でした。
ではでは、長くなったので今日はこの辺で!
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tokyomasakage (土曜日, 05 6月 2010 14:46)
ローマ、ミラノ、フィレンツェ、ベネチアと有名な都市しか行ったことがないので、中小都市も行ってみたいです!
coccoloblu (土曜日, 05 6月 2010 23:48)
tokyomasakageさん、
もうすぐイタリアですねー。
イタリアの魅力は中小都市にあり!ですよ。
大都市とはまた違ったイタリアが見られます。