ビロードレファミリーと共に海に出かけていたcoccoloblu、昨日フィレンツェに帰ってきました。
海の話題もありますが、まずは先週の日曜日の指圧試験の様子から。
前にもこのブログで紹介したことがありますが、coccolobluは時々指圧の講座に顔を出しています。
指圧と言ってもマッサージだけではなく、古い東洋医学から学んでいく本格的な講座。
専門用語がほとんどで難しいし、今までも今後も正式な生徒になる予定はないんですが、仲間たちの人柄に惹かれて誘われるままズルズルと(笑)、三年ほど前からちょくちょく参加しています。
講座は週に一回ペースで、卒業には三年かかります。
一年ごとに進級試験があり、三年生の最終試験に合格すると、指圧師として仕事をしても良いことになっています。
春の終わりは、毎年進級試験の時期。
誰もが緊張する試験の時こそ楽しもう!!というのが私たちの指圧マエストロ・ブルーノの考え方です。
そのため、試験はいつも田舎のアグリツーリズモ(農業一体型ホテル)や仲間の家で、まるでお祭りのように盛大にランチを開いて思いっきり楽しく行われます。
今年の試験会場は、南トスカーナの山の中にあるアグリツーリズモ。
試験を受ける組は寝不足で青ざめ、試験と関係ない組(講師、卒業生、coccolobluのような立ち位置のよくわからないゲスト)は遠足気分ではしゃいでいるというのも、毎年同じ試験の朝の光景です(笑)
試験会場は広大な緑の中。
出張指圧でいつも使っているビニールシートやマットを敷いて、いざ実技試験開始です。
実技が終わった後は、質疑応答形式の口頭試験。
口頭試験では東洋医学の知識を問われます。
全部が終わったらいよいよ、進級証書の授与です。
さて、本来ならここで大事な目的は終了・・・のハズですが、我々指圧グループにとってはここからが本番です!
無事進級を果たした面々、「ここからは楽しむぞー!」とエンジン全開でランチを食べます(笑)
イタリアのアグリツーリズモの多くは、宿泊しなくても予約をしておけば、こうしてランチだけを楽しむことも可能なんです。
美味しい料理をお腹いっぱい食べた後、今年三年生に進級したルーカから一言。
「今日はグラッパ(ワインよりもアルコール度数の高い葡萄酒)を持ってきたぞー!!」
宿からもじゃんじゃんワインやら発砲ワインやらが届く中、誰かが持ち込んだ巨大ケーキも登場して、もうお腹はち切れ寸前です!
と、いうわけで、食後は「もう無理ー。助けてー!」と指圧マットに倒れ込む人続出なのも、また毎年恒例行事の一つ(笑)
冒頭の写真は、いつにも増してお腹が丸くなって倒れ込んだブルーノです。
水だと言われてグラッパを飲んでしまったので、少々酔っぱらってもいます。
(自分たちのマエストロを騙す生徒たち、日本じゃ考えられないですねぇ~。)
今年のアグリツーリズモは生徒の友人が経営していたため、驚きの良心価格で美味しい料理を食べることができました。
更にcoccolobluにとっては初体験となる乗馬もプレゼントしてもらえたのですが・・・その模様はまた次回!
コメントをお書きください
tokyomasakage (Sunday, 13 June 2010 04:37)
すっごく楽しそうな写真!
グラッパは流石にきついでしょう。
乗馬もしてみた~い!
coccoloblu (Sunday, 13 June 2010 16:06)
tokyomasakageさん、
実は今日もブルーノに連れられて、別の場所で乗馬してきたんですよ~。
足が痛いです(><)
目指せ!馬上貴婦人!!
Gyles (Sunday, 22 July 2012 23:09)
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