試練の山道

第二の休憩所に、とうちゃーく!続きを読むをクリックしてくださいね。
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あの険しい山道をどうにか生きて歩き続け、第二の休憩所にやって参りました。

 

相変わらず、すごい景色の中で飲んだり食べたりできる山小屋です。

外にはちゃっかり寝椅子なんかも置いてあって、できればそのまま動きたくないと思うくらい居心地がいいんです。

 

ほら、寝てる人もいる・・・。
ほら、寝てる人もいる・・・。
こちらがその山小屋。
こちらがその山小屋。

しかし、これだけスケールの大きな景色の中にいると、どんなに頑張ってもカメラの中に収まりきらない。

目に入る風景全部を切り取って、そのままブログに貼り付けたいような気分です。

 

ここの山小屋では、おやつに手作りのリンゴケーキとリンゴジュースをいただきました。

この辺りは有名なリンゴの産地でもあります。

地元のリンゴを使ったというリンゴジュース・・・おいしいーい!!!

こんな美味しいリンゴジュースにはなかなか出会えないっと思うくらい自然な美味しさなんです。

 

おまけに、リンゴケーキが・・・・ドンピシャで私の好み!うまっっっ!

しかし、あまりに美味しかったので写真を撮るのを忘れた模様。

バカっっ!

同行者のカメラを見ると、机にへばりつくようにしてケーキをむさぼり食っている私の姿が(恥)

 

さて・・・。

休憩の後は今度は下って麓まで帰らなくてはいけません。

三番目の休憩所に向かって再び歩き出すと、道は更にデンジャラスに。

 

へっ?どこに道が?
へっ?どこに道が?

あはは、↑上の写真、どこが道かわかります?

わかんないですよね。

じゃあちょっと近づいてみて・・・

いやいや、道ないでしょ、これ。
いやいや、道ないでしょ、これ。

いや、近づいたんだけどわかりませんね(笑)

 

岩肌に、細いロープみたいなんが打ち付けてあるの、わかります?

そのロープにしがみつきながら、岩肌を伝い降りていんですね。

 

これ、ハイキングって言ったの誰!?(答え:ローマ人の宿の主人)

子供でも歩くって言ったの、誰!?(答え:山小屋の店員)

今すぐ訂正しなさい!これ、ロッククライミングの間違いでしょうがぁっっ。

 

ちなみにこの、草が生えてるところから右は断崖絶壁。

歩幅、15cmほどでしょうか、踏み外したり手を滑らしたりしたら、命は絶対確実に助かりません。

 

あはははは、どうもこういう状況になると楽しくなってしまうcoccolobluです。

これらの写真もウキウキと撮影していたら、同行者に本気で「やめてくれ」と懇願されました。

私としてはビデオ撮影もしたかったんだけどなぁ。

 

あざみ、だよね?
あざみ、だよね?

周囲からのブーイングにも負けず、悠長に花の写真なんか撮りながら歩いているcoccoloblu。

よっぽど肝がすわってるんですな(爆)

 

このあと道は森の中に入り、楽しい景色も見られなくなってしまいました。

単調な下り坂、つまらないし足が疲れる・・・。

ラスト2時間くらいはかなり苦痛でしたが、立ち止まるわけにもいかないので黙々と歩き続け。

 

ハイジの山小屋と名付けました。
ハイジの山小屋と名付けました。
おじいさん、山が燃えてるわ!
おじいさん、山が燃えてるわ!

こちら、私がハイジの山小屋と名付けた、最後の休憩所。

山羊もいたし。

とっても可愛い小屋でしたが、日が暮れかけていたし、他に誰もいなかったので、「このままだと夜道で遭難する!」と怖くなったので(笑)先を急ぎました。

 

木の根や砂利につまづきやすい林道を、ひたすら下へ、下へ。

何度も滑りそうになりながらようやく麓に辿り着いた時には、心底ほっとして芝生に大の字に寝ころんだほど疲れてました。

 

そりゃそうだ、運動なんか高校生の時以来やってないんだもーん。

 

でも大人になった今だからこそわかる、運動の後のお楽しみと言えば、もちろんビール!

ホテルに帰る前にピッツェリアで美味しいピッツァとビールを注文して、かんぱ~い♪

 

この日食べた物がどれもとっても美味しく感じられたのは、疲れのおかげもあるのかな。

健全な楽しみとスリルを味わった、絶景ロッククライミングな一日でした。