モルヴェーノ湖に滞在しながら、トレンティーノの他の場所もちらほら観光してみようかと思ったcoccoloblu。
何をさておき、とりあえずクマ園に行って参りました(笑)
日本の動物園のように沢山の動物もいなく、ほぼクマとオオカミのみという潔い公園。
クマはいましたが・・・体がかゆくてしょうがないのか、ボリボリかいてばかりいました。。。
さて、クマが体をかく所を見ただけで一日を終えるというのもしょっぱいので、山登りの時に一緒になった地元の人のオススメにやってきました。
こちら、トレンティーノ州の州都であるトレントです。
そこそこ大きな街ですが、やはりイタリアというよりオーストリアやドイツの影響を感じますね。
ここトレントは古い街並みがとてもよく保存されています。
古い街っていうのは、やっぱりどこもそれぞれの趣があって素敵です。
この教会前の広場、かつては馬車が闊歩してたのかなぁ。
建物の間からちらりとのぞく山の風景も雄大です。
さて、coccolobluの目的地は実はトレント観光ではありませんでした。
目的地はこちら↓
え、何かって?
それはこのMazzini通りにあるのです。
山で知り合ったトレント在住の三人組が、ここは是非訪れた方が良いと太鼓判を押した・・・
わかりますよね、coccolobluのことですから、目的地は当然レストランです(笑)
こちらのTre Garofaniは、トレントで一番古いという老舗レストラン。
「決して安くはないけど、満足度は高いよ」との言葉を聞いて、かなりビビルcoccoloblu。
しかもテラス席につくと、そこには素敵なキャンドルと、造花ではない本物のバラが・・・。
こ、これは高いかもしれない。
心配になりつつも、ここまで来たら逃げられません。
こちらは、私がオーダーした前菜。
見た目にも美しく、エレガントなことこの上なし。
あまり記憶に残ってないんですが、確か揚げた野菜と、モッツァレラチーズと、バジルのサラダだったような。
お味もエレガント・・・ってそればっかりで能のないコメントで申し訳ないんですが。
庶民代表選手であるcoccolobluは、普段滅多にこういうお店には行きません。
そもそも、リストランテ(レストラン)と名が付く店にすらほとんど行かない。
たいていはトラットリア(大衆食堂)専門です。。。
昔はね、日本では仕事の関係でそれなりな場所に連れて行かれることなんかもありましたが、イタリアに来てからはすっかりそういうこともなく。
カメリエーレに水とか注がれるだけで、正直緊張するのですよー。
胃もたれしていたので、プリモは飛ばしてセコンドへ。
こちらはアヒルさんだったと思います。
少し甘酸っぱいソースがかかっていて、松の実がこれでもかっっとのっていました。
お肉はとても柔らかく、意外と淡泊。
私がよく知るトスカーナ料理とは、まったく違う、似ても似つかない感じです。
どちらかというと、フランス料理が好きな人にウケル味のように思います。
ワインはカメリエーレのオススメで地元の白をセレクトしましたが、これもとっても美味しかった。
食前酒のスプマンテ(発砲ワイン)や、その付け出しも美味!
ドルチェは食べず、食後酒の甘いデザートワインで軽く。
豪快に飲んで食べるというお店ではありませんが、たまにはこういう場所もいいですね。
気になるお会計は・・・私が普段行くようなお店よりはやはり高め。
でも高級レストランのような目玉が飛び出るような値段ではありません。
堅実なレストラン値段、かな?
もちろんドレスコードなどもありません。
トレントにいらっしゃる時には、おすすめのレストランです。
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