キャンティ散歩。

誕生日以降忙しかったり体調を崩したりで、ネットから遠ざかっていたcoccolobluです。

あ、そうそう、16が誕生日でした。

誕生日らしいことはあんまりしなかったので特に書くこともないんですが(苦笑)

でも翌日の17日に、ビロードレファミリーのエリザベッタがわざわざ来てくれて、プレゼントにワンピースを一着もらいました♪

いつもありがとね、ベッティ。イタリアで出会った大切な、大親友。

心配かけてばかりだから、近いうち会いに行かないとなぁ。

土曜日、だったかな。

久しぶりに天気が良かったので、グレーベ・イン・キャンティに行ってきました。

キャンティワインで有名な、フィレンツェから車で1時間半ほどの小さな町です。

特にお祭りがあるわけでもなかったこの日は、人通りも少なく。

のんびり出かけて、のんびりお昼ご飯を食べて、のんびり散歩して帰ってきました。

私が注文したのは、アヒルソースのピチです。

鍋ごとやってきて幸せー♪こういう素朴なお店、好きなんです。

ピチというのは、前にも紹介したことあったかなぁ？

南トスカーナのシエナの郷土パスタで、スパゲッティよりも太く、コシがあって、まるで日本のうどんのよう。

卵を使わずに打つパスタで、家庭で手打ちする場合は一本一本のばしていく必要があるので、とてーも面倒なパスタでもあります(笑)

でも面倒だからこそ、手打ちはとっても美味しいんですよ♪

私はうどんっぽい物が大好きで、ピチも好物の一つ。

キャンティでもピチが食べられるんですね、知らなかった。

メニューにこれを見つけると、ついつい惹かれてしまいます。

フライパンごとやってきたパスタはやはり、かなりのボリュームでした・・・。

セコンドはとても食べられそうにないのでパスして、ドルチェもあっさりと。

カントゥッチ(クッキー)とビンサント(甘いワイン)です。

これは、カントゥッチをビンサントに浸して食べるのがお約束。

食後は広場を横切り、腹ごなしに大パノラマが見られる美術館のお庭へ。

フィレンツェからキャンティに向かう道もそうなんですが、この辺りは本当にトスカーナらしい風景で美しいです。

ブドウ畑、なだらかに続く丘、時々ぽつぽつと突きだしてる糸杉、石造りの古い家。

こんな景色を見ながら暮らせたら、最高でしょうね。

久しぶりに太陽をいっぱい浴びた一日でした。