チンクエテッレ、ヴェルナッツァ

お次はベルナッツァ村。続きを読むをクリック。
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次の紹介するのは、モンテロッソのお隣、ベルナッツァです。

ここを訪れた日は金曜日だったせいか、急に観光客の数が増えてちょっとびっくりしました。

 

中でも、イタリアの若い学生たちの遠足に重なっちゃったのが痛かったなー。

先生の引率つきの、料理学校の生徒たちだったんですが、もう海を見たらはしゃいじゃってたーいへん。

ま・・・いいんですけどね。

 

引率していた先生によれば、ベルナッツァは五つのチンクエテッレの村の中で一番大きいとのことでしたが、本当かな?

ちょっと確信持てません。

 

ここはベルナッツァのメイン広場。

モンテロッソほど大きくありませんが、小さな砂浜があって、子供たちや学生たちが次々飛び込んでいきました。

 

面白いから、またトイカメラ風にしてみた。
面白いから、またトイカメラ風にしてみた。
港から村を見るとこんな感じ
港から村を見るとこんな感じ
この石造りの建物の上が、レストラン。
この石造りの建物の上が、レストラン。

港沿いにも雰囲気の良さそうなレストランは沢山ありましたが、気になったのでこの建物の上の店に行ってみることにしました。

これが、大正解!!

海に向かって突きだしたテラスは絶景です。

 

店の名前は忘れてしまったけど、この石造りの写真の階段登れば確実にその店に着くから、間違えようないです。

 

地平線が見渡せる席。
地平線が見渡せる席。

海に面した一番いい席がちょうど運良く空いて、ゆっくり食事することができました。

海風に吹かれ、波の音がすぐ真下で聞こえる特等席!

美味しい物をもらえることを知っているグルメなカモメが、テーブルの横に何度も飛んできてました。

でも「食いもんくれー!!」と騒いだりはしないの。

とっても静かで温和しく、まるで隣のテーブルで食事してるお客さんみたい(笑)

 

coccolobluの後ろに座っていたイギリス人夫婦がせっせとエビの頭をあげていて、ジョナサンは静かにそれを食べておりました。

あ、ジョナサンというのはもちろん私が勝手に命名。

カモメと言えばジョナサンでしょ??

 

食べたのはブルーノの魚介パスタ。

ブルーノってのはシェフの名前でしょう。

 

これがとぉぉぉっても美味しかった!

ムール貝、エビ、イカ、アサリなどなど海の幸満載で、しかもどの素材も身がしっかりしていて新鮮でした。

スープもとっても美味しかったので、最後はパンを浸してキレイに食べちゃいましたよ♪

 

決して「安い」レストランではありませんでしたが、ロケーションや味を考えたらお得なお値段設定。

観光地だからってぼったくってる感じは全然しませんでした。

いつかまたベルナッツァに行くことがあったら、是非行きたいレストランです。

 

こしょうが・・・でかい。
こしょうが・・・でかい。
見えるかな、ウニ。
見えるかな、ウニ。

そうそう。ベルナッツァに限らず、チンクエテッレでは海の中にゴロゴロと、沢山のウニを見かけました。

この写真じゃわかりにくいけど、岩の上とか岩と岩の隙間に、ゴローゴロいるの。

あれって食べないの??

食べられないから放ってあるのか??

あんまりにも沢山いるので、気になりました。うーにー。

 

カラフルなパラソルが印象に残った。
カラフルなパラソルが印象に残った。
広場を取り囲むような、パラソルの群れ
広場を取り囲むような、パラソルの群れ

パラソルの下にどっかり座って、フレッシュフルーツジュースを飲んでいたら、あの塔のような教会からお葬式が出てきました。

こんな暑くて、観光客がいっぱいで、若者たちが海で大騒ぎしてる日にも、お葬式はあるんだよなぁ。

聞けば前市長のマンマが亡くなったそう。(とっても長生きして、大往生だったそうです)

 

で、なんとなく葬儀の列を見ていて・・・びっくりした。

前市長の娘さん、思いっきりゴスロリファッションでした。

表参道かと思ったわ。日本文化の人気ぶりは、本当にすごいなー。

 

こんな年の取り方、いいかもね。
こんな年の取り方、いいかもね。

四人のオシャレなジジババたちが、一日中、ずーっとこのパラソル下の特等席でお喋りしてました。

こんなおばあさんになりたい、かも。

仲良さそうでいい光景でした。