青の湖モンテローザ編。

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まさか、もう12月だなんて…。

信じられない、っていうか信じたくないモカさんです。

夏の旅行の写真を12月にアップしてるとか…。。。。

今年中に終わらせたい!(目標)

 

さて、アルプス山脈で二番目に高い山、モンテローザでトレッキングを楽しんだお話の続き。

 

広場のピラミッド岩
広場のピラミッド岩

森を抜け、広場を通り、更にぐんぐん登ります。

広場にはでっかいピラミッドみたいな岩があって、そこで休憩していく人もいたみたい。

 

この橋を渡ると…
この橋を渡ると…

最後の登りが結構急で、きつかった!

けど頑張って登っていくと、石造りの素朴な橋がありました。

その向こう側には、遂に目的地である青の湖が!

青い!
青い!
景色もすごい。
景色もすごい。
おー。すごい色!
おー。すごい色!
水の透明度がすごい!
水の透明度がすごい!

おー!おおおおーーーー!!!

すごいすごい、本当に青い!

 

たどり着いた先は、これが本当に自然の色かとビックリするくらい、青い湖でした。

水がとにかく綺麗で、水底が透けて見えます。

 

静か…。

平和…。

びゅーてぃほー!

ぃやっほー!!

 

テンションも上がるってもんです。

 

丸太に座って景色を眺める。
丸太に座って景色を眺める。

すぐ上には雪山が見えています。

ずっと遠くに見えていた万年雪が、あんなに近くに!

すごいなぁ、こんなとこまで来ちゃうなんて。私ってすごい!←違う。

 

ちょうどこのあたりが植物の限界点なんでしょうか、ここから先は緑はありません。

緑の木がある場所と、ない場所との、ちょうど中間あたりにこの湖がありました。

 

ビックリしたんだけど、生後間もない赤ちゃんを連れてきてる家族が、二組もいた。。。

赤ちゃんの落ち着いた様子にも感服だけど、とにかく何より、出産間もない状態で赤ちゃん抱いてここまで登ってくるイタリアマンマの体力に仰天だよ…。

私なんか出産も何もしてなくて、前日の夜気合入れてステーキ肉貪り食べて、それでもここまで来るまでの間に相当息切れしてゼェゼェ言ってたのに。

 

「明日は筋肉痛だな…」って思いながらビタミンドリンクを飲むモカさん、情けなっ!!

 

 

麓の村で買ったパニーノを、景色を眺めながら食べて、一休み。

不思議と穏やかな気持ちになる風景で、いつまででも飽きずに眺めていられそうです。

 

大の字!
大の字!
手が届きそう!
手が届きそう!

せっかくここまで来たことだし、限界まで登ってみることにしました。

砂利道で、足を滑らせたら谷底に真っ逆さまに落ちそうな場所。

慎重に一歩一歩です。

 

 

上から見ると、ますます青い
上から見ると、ますます青い
さっきまであそこに居たのに、もうこんなに高い!
さっきまであそこに居たのに、もうこんなに高い!
人が小さい。
人が小さい。

かなり急な斜面だったので、ちょっと登るだけで人がとっても小さく、遠くなりました。

 

ほらね、もうこんなとこまで来たよっ
ほらね、もうこんなとこまで来たよっ
風の谷じゃぁー
風の谷じゃぁー

一番上のモカさんが立ってる位置から登ってきた方向を見ると、こんな景色。

 

た、高い…。

 

さっきのピラミッド岩があった広場が、下の緑色のところです。

麓の村なんて遠すぎて、全然見えない。

 

モカさんは高いとこは全然平気なので、この岩の上に寝そべってみたり写真撮ってみたり色々してみましたが、さすがにちょっと怖かった。

天使の視点だなー。

 

この岩の上でまず最初に思ったのは、「ナウシカ、すごすぎる。。。」ということでしたw

風の谷のナウシカって、メーヴェでこういう場所から颯爽と谷に向かって飛んでいきますよね。

映画では「飛ぶの気持ちよさそうだな」くらいに思ってたけど、実際こういう場所に立って谷を見下ろしてみると、ここから命綱もなしに腕の力だけでメーヴェに乗るナウシカの筋力に本気でビビりました。

こりゃ、ハンパないわ。

こんな大自然を前にして、まずアニメを思い出すなんて変だなと思いつつも、「ここから飛ぶなんて絶対無理!」という思いが頭から離れなかったです。

 

岩山
岩山

そうそう、青の湖いいた時、遠くにアルプスアイベックス?ツノの長い動物を見ました。

私が一歩一歩こわごわ進んだ道を、軽々駆けていきましたよ。

凛々しいなぁ。

 

 

山のすごいところは、登ったら降りなきゃいけないことですねぇ。

筋力のない私には、登りより下りの方がつらい。

いつまでも湖を眺めていたかったけど、山で陽が暮れたら大変なので、余裕をもって下ることにしました。

 

下りでは特に写真も撮らなかった、というかそれどころじゃなかった(爆)

まだ広場くらいまでは景色が見える分楽だったけど、一度森に入ると道も険しくなるし、最後の方は足がプルプルしましたw

 

無事に日暮れと同時くらいに村に辿りつけた時には、本当にホッとしたなー。

 

うふふ♪
うふふ♪

村に着いたらまずは、ホテルに帰る前に山小屋で、無事にトレッキングを満喫した自分へのご褒美〜♪

疲れてたので甘いものも食べたいし、心地良い疲労だったのでビールも飲みたい!

ということで、こんな節操のない組み合わせになりましたw

呆れられたけど、いいもん♪

 

栗クリームのクレープと、ビールで、かんぱーい!

 

夕飯はとなり町へ。
夕飯はとなり町へ。

一度ホテルに帰ってシャワーを浴びた後、となり町まで夕飯を食べに出かけました。

実は、山での食事ってあんまり期待してなかったんだけど、ヴァッレ・ダオスタ州はどこでご飯食べても美味しい!!

前にトレンティーノに行った時は、景色は素敵でも料理はイマイチだったんだけど。

このあたりの郷土料理はどれも美味しくて、幸せでした。

 

上の写真は燻製肉の薄切りと、中央に地元の羊のチーズを丸ごとこんがり焼いたものです。

チーズはナイフを入れるとトロ〜ととろけます。

 

チーズリゾット
チーズリゾット

チーズリゾットも、チーズの濃厚さがものすごい。

それでいてクドくなくて、塩加減も絶妙。

うーん、美味。

これも郷土料理
これも郷土料理

この日は郷土料理づくし。

ポレンタというとうもろこしの粉と、煮込んだソーセージ。

ポレンタの素朴な味わいと、濃厚なトマトソース煮込みにされたソーセージは、最高の組み合わせ。

 

デザートは地元の山でとれたベリーフルーツ。
デザートは地元の山でとれたベリーフルーツ。

今になって改めて見ると、すごい量だな…。

これ本当に完食したのかしら??した…よね…。

 

旅に出ると太って帰ってくるモカさんですが、この夏の旅行ではいつもより更に丸々して帰宅しました。

写真で見てみると、太ったのも納得だ。

だって、ヴァッレ・ダオスタ料理って本当に美味しかったんだもん!

 

そんなわけで、初の本格的トレッキング一日目は楽しく、美味しく、幕を閉じました。

翌日は、別の山に移動です。

 

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コメント: 3
  • #1

    lucy (月曜日, 10 12月 2012 13:14)

    すごーい!!
    登山なんてやったことがないけど写真を見てるといってみたくなりますね。でも登りきる自信はまったくないです・・
    日本にいるとこういった贅沢な時間の使い方はしないで観光ばかりでしょうね。

  • #2

    佐藤モカ (水曜日, 12 12月 2012 23:34)

    lucyさん

    私もまったく体力ないので自信なかったんですが、意外と景色見ながらなら歩けましたよ〜。
    自然に触れる旅も、いいもんですね☆
    登山に対する認識が、だいぶ変わりました。

  • #3

    岡田正子 (水曜日, 16 4月 2014 04:55)

    この夏チロル地方へ行きたいなと思っていたのですが、モンテローゼの写真を見て「あーこんなところへ行きたい」と思い、ネットでいろいろ調べています。お一人で行かれたのですか?私は近くの山へ出かけます。ネパールのアンナプルナBCへは行きました。登山歴はそんなになくトレッキングくらいです。行けますかしら?ガイドは必要ですか?
    もしよかったら教えてください。